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2006/03/21

触覚防衛反応

今日は、障害児教育の勉強サークル「たんぽぽの会」(調布)とADHDなどの軽度発達障害の援助と理解をすすめるための『NPO法人えじそんくらぶの会・東京E-CHAP』の共催で開催された、作業療法士の木村順さんの「感覚統合ってなに?」「育てにくい子」にはわけがある!という講演会に行ってきました。
「抱っこ」をいやがるとか「自分から手をつなぐのはいいけれど、手をつながれるのを嫌がる」とかPWSの子どもたちも触覚防衛反応などあてはまることがあるようです。
そういう症状があるのに、慣れさせようと無理にがまんさせて、やろうとすることは良くないようです
【3/24 追記 その1】
簡単に説明できることではないのですが、嫌がることはやらなくていいという意味ではありません。意識的に働きかけいろいろな方法で少しずつ慣れさせたほうがいい、という意味です。
また、正しいかかわり方を知る必要があるのは支援者であって、親はできればいいけど、できなくてもいい。支援者は子どもには指導しても、親に「指導」してはいけない。親には「支援」をしてあげなさい、ということを何度も言われていて、頭ではわかっていてもなかなかうまくできないことの多い私には嬉しい内容でした。
【3/24 追記 その2】
これも「親は支援者にまかせておいて何もしなくていい」というのではなく「○○するといい」というくらいのアドバイスにして欲しい。「○○しなさい=指導」がよくない。たしかに毎日一緒にいるのだから、親ができれば一番話が早いのですが、親ははじめての経験なのでシロウトです。親がなかなか思うようにできなくても、せめないでほしい、ということと解釈しました。
また、支援者は原因は親の愛情不足(努力不足)ではなくて、子どもの障害によるものなのだ、という点を理解して、親にもそれを説明し、嫌がらずにできる具体的な方法を教えてもらえると助かります。
その具体的な方法を感覚統合法というようですが、ただ単にやるのでは逆効果もあったりして、たいへん難しいようです。現在、これができるOTの方は少ないそうです。
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現場で、先生が「親」を「指導」しようとしたがためにトラブルを起こしている場面をよくみかけます。「親指導」ではなく「親支援」という視点を忘れないように、日々の実践に臨みたいものです。なお、その際に、保育・教育・療育に携わる「職員」は、善意と熱意の大義名分で、自分の価値観=「理想的な(母)親や家族像」を、押し付けてしまう可能性が大きいことを自覚しておくとよいでしょう。「問題児を育てている(母)親たるもの、こうあらねばならぬ」というものです。もちろん、そこに悪気はないのは重々承知のうえの話です。しかし「職員」である自分がもっている価値観を問い直すことなく無自覚のままでいると、つい発してしまう無造作なことばが、「親」の心を傷つけることは多々あることです。
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